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 XML(エクステンシブル・マークアップ・ランゲージ)の普及や啓蒙を進める「XMLコンソーシアム」は6月18日,本格的な活動を開始したと発表した。同日付けで,基盤技術部会,応用技術部会,モデル研究部会,ドキュメント部会,VoiceXML部会の五つの部会を設置。今後は各部会が,それぞれの担当分野について情報の収集・啓蒙活動や,標準化活動を進める計画だ。

 コンソーシアム全体としても年2回の成果発表会や月1回の一般向けセミナーといったイベントを実施していく。鶴保征城会長(NTTソフトウェア社長)は発表会の席上,「XMLについての情報発信や標準化推進,海外のXML関連団体との連携を通じて,XMLを2年をメドに普及させたい」と語った。しかし各部会がXMLに関するどんな技術を標準化し,普及させていくのかに関しては,具体的な発表はなかった。

 XMLコンソーシアムは,XMLjapan.orgとJavaコンソーシアムXML部会(5月24日に解散),それに日本経営協会のXML推進チームが母体となって,昨年7月1日に設立された。これまでは母体となった組織が存続していたが,6月18日付けでXMLコンソーシアムに一本化した。こうしたことを考えると,この日の発表はXMLコンソーシアムのお披露目という意味合いが強い。

 なおXMLコンソーシアムは会員から徴収する年10万円の会費で運営する。現在の会員企業は大手コンピュータ・メーカーやシステム・インテグレータ,外資系ITベンダーなど101社。年内に250社,来年中には350社の参加を見込んでいる。

矢口 竜太郎=日経コンピュータ