日本ネットワークアソシエイツ(http://www.nai.com/japan/)は,インターネット・プロトコルを利用した音声通話の品質を監視・分析するソフト「Sniffer Voice」を7月から出荷する。Sniffer Voiceはノート・パソコンの上でも動く,ネットワーク監視ソフト「Sniffer Portable 4.5」のアドオン・ソフト。VoIP(ボイス・オーバーIP)技術を使って,音声とデータを統合したネットワーク上を対象に,音声の品質の低下を予知したり,品質が低下した原因を切り分ける。

 Sniffer Voiceは,音声通話の品質の低下につながる,パケット・ロスやパケットの遅延などを監視して,異常を検知すると自動的に原因を分析して管理者に通知する。音声品質が低下する前に障害を自動的に検出して,ネットワーク管理者に通知する機能も備える。アプリケーションで利用するデータ転送の状態やネットワーク機器の設定などを総合的に調べることで,障害を切り分ける。

 米ネットワークアソシエイツ Sniffer Technologies事業部のバクール・メタ事業部長は,「データと音声を統合したネットワークでは,しばしば音声通話の品質が低下することがある。Sniffer Voiceの分析結果を利用すれば,ネットワーク管理者は,その結果を使って音声通話の品質を維持できる」と語る。

 7月に出荷するSniffer Voiceでは,障害の原因を表示するメッセージはすべて英語である。メッセージを日本語化したバージョンは今年の10月以降に出荷する。価格は62万円程度。9月にはネットワークを統合管理するソフト「Distributed Sniffer System」のアドオン・ソフトとしても,利用できるようにする。

西村 崇=日経コンピュータ