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 日本オラクルの新宅正明社長は6月21日,同社が日本ヒューレット・パッカード,インテルと共同で開催した記者会見の席で,データベース・ソフトのライバル会社についてこう一蹴した。
 「マイクロソフトや日本IBMは,データベース・ソフトの広告宣伝費に膨大な金をかけている。製品の知名度は上がってきたようだが,その中身を見れば,Oracleの敵ではないことが分かる」。
 「Oracleは数年前から64ビット技術を実装している。マイクロソフトのSQL Serverや日本IBMのDB2 UDBより64ビット対応でかなり先行した。将来のオープン・システムを支えていくには,Oracleとの性能差があり過ぎる」。

 日本オラクルの佐野力・前社長は,競合メーカーへの激しい挑発で知られていたが,就任後1年を経た新宅社長もライバルへの“口撃”が板についてきた。佐野前社長は専ら,矛先をマイクロソフトに向けていたが,データベース市場での勢いを反映してか,新宅社長はIBMも“口撃”の対象に加えたようだ。

中村 建助,大和田 尚孝=日経コンピュータ