インターネット通販など,EC(電子商取引)システム向けパッケージ・ソフト大手であるエコス(http://www.ecoss.co.jp/)のユーザー企業が,2001年内に100社を超える見通しとなった。同社のECパッケージ「ECOSS Solution」を導入してシステムを稼働させた企業は,6月時点で約90社。2001年1月に出荷を始めたECパッケージ最新版「ECOSS Solution Enterprise 2」についても,さらに10件以上のシステム稼働を見込んでいる。

 エコスのECパッケージは,日本固有のコンビニ決済方式や宅配便による配送方式などにいち早く対応したことが特徴。BtoCを手がける企業に特に人気があり,これまでにソニースタイルドットコム・ジャパンやツタヤオンライン,イー・ショッピング・グループ各社などが導入している。

 エコスのECパッケージの導入事例が増えているもう一つの理由は,同社が2000年春にパッケージの直販をやめて,間接販売に切り替えたことだ。現在までに,伊藤忠テクノサイエンスやNTTデータなど25社をシステム・インテグレーションのパートナに迎えたほか,日本オラクル,サン・マイクロシステムズ,富士通,日本IBMなどがエコスの戦略パートナとして同社に出資している。エコスマーケティング本部の河本薫氏は,「日本の主要なインテグレータがほとんど,当社のパッケージを担いでくれた」と自信を見せる。

 エコスは1996年6月に創業したベンチャー企業。外資系ベンダーがひしめくEC分野で,健闘している数少ない国内ベンダーと言える。

川又 英紀=日経コンピュータ