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 三和銀行と東海銀行が合併に向けて進めている,両行のシステム統合プロジェクトの進ちょく状況が,日経コンピュータの取材で明らかになった。「プロジェクトは順調で,現在は新システムの構築作業がほぼ終了している。すでにテストを始めているものもある」(UFJホールディングスの木山敬二IT企画部調査役)。10月には新システムの最終形が出来上がり,一部は実際の業務で使用を開始する。

 新システムの稼働時期は2002年1月15日。この新システムは,都銀のシステム統合の先陣を切ることになるため,業界関係者から大きな注目を集めている。システム統合のプロジェクトは,三和銀行,東海銀行,東洋信託銀行の持ち株会社であるUFJホールディングスが取りまとめている。

 UFJホールディングスは3行の経営統合を機に,2001年4月に設立された。2002年1月15日には,三和銀行と東海銀行が合併してUFJ銀行に,東洋信託銀行はUFJ信託銀行に,それぞれ転身する。「システム統合プロジェクトを通じてグループの求心力はかなり高まってきている。今後はますます加速させていきたい」(UFJホールディングスの渡辺茂IT企画部調査役)。

大和田 尚孝=日経コンピュータ