ロータス(http://www.lotus.co.jp/)は10月初旬にも,ワークフロー管理ツールの新版「ロータス ワークフローR3.0」を出荷する。アプリケーション・サーバー上で動くJavaアプリケーションを直接起動できるようにしたのが,最大の強化ポイント。従来は,ノーツなどの実行サーバーであるドミノサーバー上のアプリケーションしか起動できなかった。

 ロータス ワークフローR3.0は,Javaエージェントと呼ぶ機能を新たに搭載。ビジュアルなワークフロー作成画面からJavaエージェントを設定すれば,アプリケーション・サーバー上のJavaアプリケーションを直接起動できるようになる。ロータスの亀田俊マーケティング本部長は「アプリケーション・サーバーは急ピッチで普及している。その流れに乗る形で,ワークフローの販売を加速したい」と語る。

 加えて,パソコンを通じてリアルタイムで会話ができるチャット機能を搭載。同社のコミュニケーション・ツール「Sametime」を組み込んだ。「担当者同士が随時会話できるようにすると,業務のやり取りがよりスムーズになる」(亀田本部長)。

 価格は,従来版である「ドミノ ワークフローR2.1.1」と同程度の予定。従来版は,実行環境がサーバー1台あたり170万~180万円,クライアントは1ライセンス6000~8000円。ワークフローを設計するための開発ツールは,1ライセンス40万円。動作OSはWindows NT/2000,Solaris,AIX,OS/400。サーバー側にドミノサーバー,クライアント側にノーツクライアントが必要。販売目標は,出荷後1年間で100社。

大和田 尚孝=日経コンピュータ