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 米ヒューレット・パッカード(HP)と米コンパック・コンピュータは,米国東部時間9月4日午前9時(日本時間同午後10時)から,米ニューヨークで会見を開き,HPによるコンパック買収計画に関して説明した。最初にマイクを握ったHPのカーリー・フィオリーナ会長兼CEO(最高経営責任者)は約30分のプレゼンテーションの最中,「我々はビジョンを共有できる」と再三にわたって強調,コンパック買収の意義を強調した。「HPとコンパックは最強のコンビネーション。(コンパック合併後の)新生HPはエンタープライズ・サーバー,アクセス・デバイス(パソコンやPDA),イメージング(プリンタなど),サービスなど,あらゆる面で圧倒的なリーダーシップを発揮できる」と力説した。新生HPのCFO(最高財務責任者)に就任予定のボブ・ウエイマン氏も「新会社はアクセス・デバイス,エンタープライズ,サービス,イメージング&プリンティングの4分野の売り上げが拮抗するバランスのとれた状態になる」と説明する。

 フォオリーナCEOに続けて壇上に立ったコンパックのマイケル・カペラス会長兼CEOは「いくつか課題があることは確かだが,両社のリソースを合わせれば,必ず解決できるはず」と語った。例えば,エンタープライズ・サーバー分野に関しては,「両社のサーバーとも,インテルのIA-64への移行を決めている。後は迅速な移行パスを用意するだけだ」とする。さらに「HPのイメージング技術とコンパックのPDA技術を持ち寄れば,まったく新しい種類のインターネット・アクセス・デバイスを製品化できる」と買収のメリットを強調した。

星野 友彦=日経コンピュータ