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「9月に出荷したWebSphereの新版でようやくWebサービスの開発環境が整った。これによって電子商取引の次に来る,Webサービス機能を備えたアプリケーションを開発できる」。IBMのアプリケーション・サーバー製品であるWebSphere(http://www.ibm.com/jp/software/websphere/)のマーケティングを担当するサンドラ・カーター副社長は9月10日,こう語った。

 日本IBMはWebSphere新版の出荷時期に合わせて,開発環境である「WebSphere Studio」を9月4日から出荷した。WebSphere Studioには,Javaアプリケーションを対話形式で開発する機能を搭載し,2000種類もの開発用テンプレートを用意した。「Webサービスの技術仕様に関する知識を備えていなくても,簡単にWebサービスの機能を備えたアプリケーションを開発できる」(カーター氏)。

 WebSphere Studioを使うことで,開発担当者は,XMLを使ってアプリケーション間でデータをやり取りする技術仕様「SOAP」や,インターネット上に公開されたWebサービスを検索するための標準技術「UDDI」などをアプリケーションに盛り込める。

 今後,IBMは他のソフト会社の開発ツールの画面を一元的に表示する機能「WebSphere Studio Workbench」を充実させていく予定だ。アプリケーションの構成や開発履歴を管理する開発ツール,Webページのコンテンツ管理ツールといった他社の開発ツールをすべて同一画面から操作できるようにする。(西村 崇=日経コンピュータ