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 「IT不況といわれているが,NCRは不況の影響はほとんど受けていない」。日本NCR(http://www.ncr.co.jp/)の上田寿男社長は11日,記者会見を行い,こう強調した。さらに「日本NCRの2001年上期の売り上げは約8%強伸びている。これは当社が,明確な目標を持って事業を再構築していることの表れだ」と語った。
 
 上田社長は,日本NCRの今後の戦略に関して「データ・ウエアハウス,CRM分野でTeradataのブランド・イメージを確立したい」と話す。また販売戦略に関して,直販中心からパートナー経由を強化したいという。「パートナー経由の販売比率は現在,8%程度。来年中に20%に伸ばしたい。そのために今年末までに,15社程度とパートナー契約を結ぶ」(上田社長)。

 この背景には,日本NCRが最近,Windows2000対応のTeradataを発売したことがある。以前のTeradataよりも規模が小さく,対応スピードが要求されるため,日本NCR本体では扱いにくいケースが多くなるからだ。さらに上田社長は,世界的にはNCRが強いが,日本では弱かった通信業界について,開拓のために新たに事業部を設置し,力を入れると述べた。

島田 優子=日経コンピュータ