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 日本ネットワークアソシエイツ(http://www.nai.com/japan/)は11月9日から,WebベースのCRMソフト「Magic Total Service Desk Enterprise Edition Ver.7.0」を出荷する。ウイルス対策ソフト「McAfee」やネットワーク管理ソフト「Sniffer」などを中心にソフトを販売してきた同社が,CRMソフト事業に本格参入する。

 「国内ではCRMソフト分野で当社は最後発。しかし,Magicは米国本社がボーイングやAT&Tなど1900社以上に納入した実績がある。国内でも,1万社以上のMcAfee利用企業に売り込んでいきたい」と,日本ネットワークアソシエイツの加藤孝博社長は意気込む。同社は,2002年度にMagicで10億円の売り上げを目指す。

 Magicの特徴は,企業内のヘルプデスク,コールセンターなどの業務に必要なアプリケーションを一つのソフトにまとめたこと。現在主流のCRMソフトでは,資産管理などの機能を追加する場合,モジュール・ソフトを別に購入する必要がある。Magicは,ヘルプデスクやコールセンター業務向けに加えて,資産管理や購買管理,営業支援向けのアプリケーションも搭載している。さらに,ヘルプデスク業務を実施するときに顧客の質問に対する回答例をデータベースから探す自然文検索機能や,購買管理業務などで購買データを承認するときに利用するワークフロー管理機能などを用意する。

 「さまざまなCRM機能を利用したい企業は,Magicを使うことで導入コストを大幅に抑えられる。追加モジュール・ソフトが必要な他社製品に比べると2~5割程度,導入コストを削減できるはずだ」と,日本ネットワークアソシエイツの佐々木明人Magic営業部長代理は説明する。

 なお,各業務アプリケーションの画面は,Webブラウザ上で作成できる。容易にシステムを構築できるようにするため,業務ごとに約30種類のテンプレートを用意する。Magicのユーザーは,テンプレートを基に,入力画面のレイアウトや入力フォーム,アイコンの位置をマウス操作で指定する。データベース上のデータをMagicと連携させるため,専用のデータベース管理ツールも用意する。Magicの動作OSは,Windows NT/2000。利用可能なデータベースはOracleまたはSQL Server。価格は111万5000円(同時アクセス・ユーザーが1人の場合)から。

西村 崇=日経コンピュータ