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米マイクロソフトのマルコム・ピアソン氏
 「次世代のExchange Serverは,グループ作業に必要な各種機能を,Webサービスとして公開する。Webサービスへ完全にフォーカスした製品になる」。米マイクロソフトでグループウエア・ソフト「Exchange Server」の開発責任者を務めるマルコム・ピアソン氏(写真)は,そう断言する。

 ピアソン氏は,Exchange Server次期版の正式な出荷時期や名称に関しては明言を避けつつも,Webサービス機能を全面的に採用することを明らかにした。具体的には,グループでのスケジュール管理,タスク管理,文書管理,電子メールといった各種の機能をASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)方式で提供すると見られる。ユーザー企業は,これらの機能を自由に組み合わせて利用できる。ピアソン氏によれば,「あらゆる機能が対象になる」という。現行のExchange 2000 Serverでは,自社内で運用するサーバーを使って,これらの機能を備えるシステムを構築する必要がある。

 ただし,Webサービスを利用する各Webアプリケーションがバラバラに存在するのでは,ユーザーにとって使い勝手が悪い。あるWebアプリケーションの情報を更新したら,関連するWebアプリケーションも自動的に情報が更新するなど,各Webアプリケーションが連携することが必要だ。加えて,各Webアプリケーションがきちんと機能するように,ユーザー企業の情報システム担当者が運用管理できる仕組みも欠かせない。

 ピアソン氏は,「各Webアプリケーションが連携するためのインタフェースや,運用管理のメカニズムを開発している最中だ。すべてのWebアプリケーション同士が情報を共有できるようにする」と話す。

玉置 亮太=日経コンピュータ