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 アクセンチュア(http://jp.accenture.com/jp/)は1月11日,ラーニング・マネージメント・システム(LMS)の大手であるドーセント日本法人(東京都港区)と提携したと発表した。LMSは,eラーニングのコンテンツ配信やeラーニングによる学習結果などを管理するソフト。アクセンチュアはドーセントのLMS「Docent Enterprise 5.0」の導入から人事管理のコンサルティングまでを一貫して請け負う。

 Docent Enterpriseは,米ドーセント(http://www.docent.com/)の製品。個人の能力と会社や個人の目標との差である「スキル・ギャップ」を分析することができる。分析結果をもとに,eラーニングのコンテンツの中から個人個人に合ったコンテンツを推薦する機能も備える。アクセンチュアの松丘啓司パートナーは,特にこの機能の重要性を指摘する。「人材の流動化が進むなか,優秀な人材を引きとめることは難しい。優秀な人材に自分の目標をかなえるための学習機会を提供することで,自社に引き止めておくことができる」(同)。

 ただしDocent Enterpriseに限らず,LMSの導入実績はまだ日本に少ない。アクセンチュアは,「当面は,ハイテクや通信,金融,官公庁を中心にコンサルティングを手がけていきたい」(松丘パートナー)としている。加えて,今後は教室研修を含めた教育分野のアウトソーシングも請け負う予定だ。「教育は,企業が自社の中にノウハウを蓄積すればできるものではない。アウトソースしたほうが効率が良い場合もある」(同)からだ。同社はそのために,今まで人事管理のコンサルティングを担当していた部隊からラーニングを専門に担当する部署を独立させたという。

島田 優子=日経コンピュータ