NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は1月16日から,携帯電話や固定電話を利用する一般消費者向けに,株式情報や天気予報などのコンテンツを音声で伝えたり,着信メールの内容を読み上げたりするサービス「Vポータル」を開始する。

 コンテンツは当初,18種類を用意。2月からはコンテンツを公募し,コンテンツ提供者がユーザーから利用料金を受け取れるようにする。ユーザーが音声でコンテンツを検索できるように,コンテンツ記述言語には「VoiceXML」を採用した。NTTコム コンシューマ&オフィス事業部の市川修司開発営業部長は,「音楽や音声ゲーム,タレントの音声を使ったサービスなど,エンターテインメント型のコンテンツを増やしていきたい」と話す。

 着信メールの読み上げは,同社のインターネット接続サービス「OCN」のメール・サービスを対象にする。利用者が音声ファイルを添付して返信することもできる。

 利用料金は全国一律。固定電話から利用する場合は60秒あたり10円,携帯電話から利用する場合は16秒あたり10円から。コンテンツ提供者はNTTコムに,月額2000~5000円程度の利用料金と回収代行の手数料を支払う。

 利用できる携帯電話はNTTドコモのFOMAを除く携帯電話。2月からJ-PHONEとTu-Ka,夏からauの携帯電話も対象に加える。当面は,Yahoo!BBやNTT-MEなどが提供するVoIP電話からの利用は予定していない。

 NTTコムはVポータルを,社内業務に利用したいという企業へのシステム提供も行う。現在は日本航空の空席案内サービスに使われている。

鈴木 孝知=日経コンピュータ