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 あおぞら銀行(http://www.aozorabank.co.jp/)がシステム戦略の転換を図っている。システム費用やシステム部員の大半を勘定系システムの開発・運用・保守に投じていた従来の戦略を改め,CRM(カスタマ・リレーションシップ・マネジメント)やリスク管理といった情報系システムの開発・運用・保守に注力するようにする。永木史郎 常務執行役員は「勘定取引用のシステムは定期預金や普通預金など,どこの銀行でもほとんど変わらない。今後は,当行の特色を打ち出して競争力を高めていくために,その支えとなる情報系システムの整備に経営資源をできるだけ集中する」という。

 あおぞら銀行はシステム戦略転換の一環で,2004年度中に勘定系システムの開発・運用・保守を日立製作所へ全面的にアウトソーシングする。さらに,勘定系システムが稼働するまでの2年間で,同行のシステム部員約60人や,子会社のあおぞら情報システム(http://www.aozora-is.co.jp/)であおぞら銀行のシステム開発を手掛けている社員約150人に対し,情報系システムの開発に必要なスキルを教育する方針だ。

栗原 雅=日経コンピュータ編集