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 「営業活動を支援するCRM(カスタマ・リレーションシップ・マネジメント)ソフトを導入しても,活用しきれていない企業が多い。現場の営業担当者みずからが開発しない限り,“使える”ソフトにはならないからだ」。システム・インテグレータのコムテック(http://www.ct-net.co.jp/)の松田英典社長はこう強調する。

 コムテックはこの問題の解消を狙い,営業担当者自身がCRMシステムを簡単に開発・変更できるパッケージ・ソフト「eWORKS」を3月18日に出荷する。eWORKSに付属する開発ツールを使えば,クライアント側の画面設計だけでなく,サーバー側のデータベース項目まで自由に追加や変更ができるという。

 eWORKSでは,製薬業向け,ハイテク産業向け,消費財製造業向けという三つの業種テンプレートも用意する。これらを使うことで,開発期間の大幅な短縮を狙う。「実運用試験に参加したあるユーザー企業は,わずか21日でCRMシステムの導入を完了できた。他社のCRMソフトを利用する場合,導入に半年以上かかる場合もある」(松田社長)。

 担当者がそれぞれCRMシステムを作るとなると,システム全体の整合性がとれなくなったり,メンテナンスしにくくなる恐れがある。営業出身の松田社長は,その危険性を認めながらも,「“このテーブルは削除不可”などと最低限のルールを設ければ,運用上特に問題はない。何より大切なのは,CRMシステムを営業活動に役立つものにすることだ。担当者が使いこなせないCRMソフトなど何の意味もない」と話す。

 eWORKSの動作環境は,サーバーがWindows NT/2000,クライアントがWindows 98/Me/XP/NT/2000/CE。iモードやWAP対応の携帯電話からも操作できる。価格は,1ユーザーあたり20万円から。中堅・中小企業をターゲットとし,今後1年で3000ユーザーへの販売を目標としている。

鈴木 孝知=日経コンピュータ