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 ソフト・ベンチャーのフェアウエイ・ソリューションズ(http://www.fw-solutions.com/)は7月にも,物流計画・実行ソフトの新版「Conductor バージョン2.0」を発売する。Conductorの特徴は,顧客の注文内容に対して最適な物流計画をリアルタイムで立案できる点。複数の物流拠点にある直近の商品在庫の情報を集中管理し,納期に応じた在庫の引当や配送トラックの手配などを自動で実行する。当該商品の在庫が不足した場合を想定して,代替品を検索したり,代替品を含む商品の物流計画を再計画する機能なども備える。

 フェアウエイ・ソリューションズは新版で,主に動作環境の充実を図る。具体的にはSolarisやLinux上でConductorを利用できるようにする。これにより,物流拠点や取引先,取扱商品の数が多い大企業や,UNIXサーバーを中心とした基幹業務システムを構築している中堅企業などにConductorを売り込めるようになる。現行バージョンの動作OSは,Windows NTかWindows2000だけだった。

 さらに,WebブラウザからConductorのすべての機能を利用できるようにする。現行バージョンでは,クライアント側のパソコンにVisual Basicで作成した専用ソフトを搭載する必要がある。このためシステムを変更した際にクライアント・ソフトを修正したり,パソコンOSの入れ替え時にクライアント・ソフトの動作を確認するといった手間がかかった。
 フェアウエイ・ソリューションズはこれまでに,三菱商事を含む国内大手の商社数社にConductorを販売していた。こうした導入実績も手伝って,この3月までに日本IBMとNECネクサソリューションズの2社が,フェアウエイ・ソリューションズとConductorの販売契約を結んだ。

栗原 雅=日経コンピュータ