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 セキュリティ関連サービスの提供や通信機器の販売を手がけるヒューコム(http://www.hucom.co.jp/)は4月末から,ユーザー企業のシステム管理者などを対象にした「情報セキュリティ対策支援トレーニング」の内容を拡充する。簡易な初級コースと,専門的で高度な知識を教授する上級コースを設置。従来から提供してきた,実務経験3年以上のシステム管理者を想定した教育コースと合わせ,三つのコースを展開していく。

 新設する二つのコースの詳細は,現在内容を詰めている。4月末から8月にかけて順次開講する。二つのコースを新設する理由について,ITソリューション事業本部の中本健司本部長はこう説明する。「セキュリティ対策を完璧に近づけるためには,すそ野を広げていくことが不可欠。システム管理者ももちろんだが,ユーザー部門のシステム担当者などもセキュリティの知識を持つことが必要だ。実際,ユーザー企業の間で,『決して深くはないが的確なセキュリティ対策の知識を初心者向けに教授して欲しい』というニーズが高まってきた。そこで,初級コースを設けることにした」。

 一方,上級コースを設けた背景には,「官公庁など特に高度なセキュリティ対策が必要な組織で,より深い知識を身につけられる教育プログラムのニーズが高まってきていることがある」(中本本部長)。

 同社の教育プログラムの特徴は二つある。一つは,セキュリティ教育サービスの提供に当たって,韓国のハッカーズラボと提携していること。ハッカーズラボは韓国最大手のセキュリティ教育専門会社。ハッカーズラボの設立者の一人で,同社常任顧問のイ・ジョンナム氏は,韓国警察庁の出身であり,ネット犯罪の捜査に携わっていた経験を教育サービスに生かしているという。

 中本本部長は,「ハッカーズラボの教育プログラムに,ヒューコムが携わってきたセキュリティ関連サービスのノウハウを盛り込むことで,より優れた教育内容の整備を目指している」と話す。

 2番目の特徴として,法的な観点から見たセキュリティの重要性な対策のポイントなど,めずらしい講義内容を含めたこと。「システム監査技術者の資格を持った弁護士など,外部の専門家がヒューコムのアドバイザに加わっている。アドバイザのノウハウを教育プログラムに盛り込んでいる」(中本本部長)。(高下 義弘=日経コンピュータ