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 金融業界向けのシステム受託開発を手がけるアースインターシステムズ(http://www.earthinter.co.jp/)は,プロジェクトマネジメントにかかわる業務を支援するソフト「PjC Project Collaboretion(以下PjC)」を5月1日から機能別に順次出荷する。最大の特徴は,「プロジェクトの進ちょく管理だけでなく,グループウエアや損益管理の機能も兼ね備えている」(経営企画部の高津光マネージャー)こと。同社によれば,「一つの製品でこれらの機能を提供できるソフトは初めて」(同)という。

 PjCの具体的な機能は大きく分けて三つある。(1)営業支援,プロジェクト進ちょく管理機能を提供する「PA(プロジェクト・アシスタント)」,(2)スケジューリング,掲示板などグループウエア機能を提供する「EC(アース・コラボレーション)」,(3)プロジェクトの管理会計上の損益管理を行う「PM(プロジェクト管理会計)」--である。ユーザーはこれらの機能をWebブラウザから操作できる。

 ユニークなのは,PMの機能を使えば,プロジェクトの個々のタスクが終了すると,その時点で管理会計上の売り上げが立つように設定できること。同社では実際にこの手法でプロジェクトを管理している。管理会計上の売り上げと,人件費などの直接費や間接費といった実際にかかった費用を照合することにより,プロジェクトの予算超過などの問題が段階ごとに分かり,キャッシュフローが明確になる効果があったという。

 「PjCはアースインターシステムズが今まで特定顧客向けにロータスノーツ上で稼働させていたソフトを,Javaで作り直して今回リリースするもの。ロータスノーツ版は大手生保や大手消費者金融のシステム開発プロジェクトで実際に採用されている」と高津マネージャーは語る。当面は中小のシステム・インテグレータ向けに売り込む。将来的には数人単位のソフトハウスでも使ってもらえるよう,ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)での提供を視野に入れているという。

 PAのモジュールは5月1日,ECとPMは6月1日からそれぞれ出荷する予定。価格は,プロジェクトの計画と進ちょく管理ができるPAの基本モジュールで400万円を予定している。クライアントのライセンス価格は設けない。サーバーの動作環境は,OSがWindows NT/2000またはLinux,データベースがOracle8.1.7,Webアプリケーション・サーバーがWebLogic Server6.0など。クライアントはInternet Explorer5.5以上。

広岡 延隆=日経コンピュータ