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 イー・アクセス(http://www.eaccess.net/jp/)は2002年度にADSL接続サービスの加入者を100万件にまで伸ばす計画だ。そのため直販や現在約30社ある提携ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)を通じた販売に加えて,コンビニエンス・ストアやスーパーなどでの販売も拡充し,新たな顧客層を獲得する。

 イー・アクセスが5月8日に開いた事業説明会で明らかにしたところでは,同社のADSL接続サービスの加入者数は2002年3月末現在で約25万件。ソフトバンク・グループのYahoo!BBや,NTT東日本のフレッツADSLなど最大手事業者の加入者が40~50万件に達しているのと比べると少ないが,1年前の13倍になったという。2001年度の売り上げは約52億円で,これも昨年比の13倍となった。千本倖生CEO(最高経営責任者)は,「ADSLサービスは幼年期にあり,強い財務体質できちっとしたサービスを提供することが最も大切な時期だ。当社のEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)は,第2四半期にも黒字に転ずる」とアピールした。

 イー・アクセスは,最大通信速度が8Mビット/秒を超えるサービスや,ルーターを利用した環境でもグローバルIPアドレスを利用できる機能などを提供して,付加価値を高めていく方針。8Mビット/秒を超える高速ADSLサービスは8月に試験サービスを開始し,今秋にも商用サービスに移行する。サービス提供地域は電話局の近くに限られるものの,最大で10M~12Mビット/秒程度の通信が可能になる。

 グローバルIPアドレスの割当機能は,イー・アクセスが提供する専用ルーター用に開発した新ファームウエアで実現,Web上で配布を開始した。これによってルーターを介した環境でも,動画を使ったチャットなどのアプリケーションを利用できるようになる。

(坂口 裕一=日経コンピュータ)