NTT-X(http://www.nttx.co.jp/)は5月13日,eラーニング基盤製品の新版「Xcalat II」を発表した。新版の特徴は,企業内の“人材”をeラーニングのコンテンツとして登録できること。「eラーニングのコンテンツは,企業内にあるデジタル化されたコンテンツだけではない。人材もコンテンツと考えることで,eラーニングの幅が広がる」と同社の福原美三取締役は主張する。7月下旬から出荷する。

 人材をコンテンツとして登録するメリットは,「ナレッジ・マネジメント的な使い方ができるようになること」(福原取締役)。社員に営業のノウハウを学習させたい場合は優秀な営業担当者をコンテンツとして登録すれば,学習者が掲示板などのコミュニケーション・ツールを使って登録された人に質問ができるようになる。このほか,登録された人材はXcalat IIを使用してeラーニングのコンテンツが作成できるようになり,自分が作成したプレゼンテーション・データなどを配布できる。。Xcalat IIは現行版が備えていたコンテンツ配信機能に加えて,コンテンツ作成機能やeラーニングの学習管理機能などを強化している。

 「今までは,eラーニングというとIT業界でスキルアップに使われることが多かった。しかし,Xcalat IIは,一般企業が販売代理店や営業担当者に新製品や販売のノウハウを伝授するなどの使い方が可能になり,eラーニングの裾野が広がるだろう」と福原取締役は期待する。NTT-Xは今後,拡販のためコンサルティング会社などのパートナを増強していくほか,他社ブランドでもXcalata IIを販売したい意向。

島田 優子=日経コンピュータ