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 沖電気工業は今秋にも,通信機器の新興メーカー,米タホ・ネットワークスが開発中のルーターを発売する。携帯電話会社などのキャリアが携帯電話網とインターネット網をつなぐ用途に特化した専用製品で,携帯電話会社にとっては初期投資を軽減できるメリットがあるという。携帯電話会社は現在,こうした用途のルーター機能を,汎用製品を組み合わせることで作り上げている。

 沖電気の手塚啓一キャリアビジネス本部長によれば,「タホが開発中の製品は,ファイアウオールの機能やQoS(クオリティ・オブ・サービス)の設定機能などをソフトウエア化し,ルーター上で実行する。従来は,こうした処理をルーターで実行しようとしても,ルーターのプロセサに大きな負荷がかかる,といった理由で実現できなかった」。

 沖電気は,携帯電話網とインターネット網をつなぐ用途に特化したルーターの市場が,2003年度には1500億円程度に達すると推定している。

森 永輔=日経コンピュータ