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アイ・ティ・イノベーションの林衛社長と,IASラーニング・グループのブライアン・マーティン会長兼CEO

 IT関連のプロジェクト管理に強いコンサルティング会社のアイ・ティ・イノベーション(http://www.it-innovation.co.jp/)は6月から,リーダーシップやチーム作りにかかわる教育サービスを開始した。サービス提供に当たり,リーダーシップ教育を専門に手がけるニュージーランドの企業,IASラーニング・グループと提携した。コンサルティング・サービスや教育プログラムに,IASラーニング・グループのノウハウを取り込むのが狙い。

 IASラーニング・グループのブライアン・マーティン会長兼CEO(写真右)はリーダーシップ教育の専門家。1970年代から80年代にかけて,リーバイ・ストラウスやトリンプ・インターナショナルの日本支社長を歴任し,両社の業績回復に貢献した。IASラーニング・グループの教育プログラムには,マーティン会長兼CEOの経験に基づいて,リーダーシップを発揮したり,メンバーのモチベーションを高めるためのノウハウが盛り込まれているという。

 ITイノベーションは大手ユーザー企業やシステム・インテグレータに対して,プロジェクト管理を中心としたコンサルティング・サービスをこれまでに40件ほど手がけてきた。同社の林衛社長(写真左)は,「失敗プロジェクトの原因は技術にはない。人や組織に起因するものがほとんどだ」と語る。

 こうした考えに基づいて同社は,プロジェクト管理だけでなく,ITエンジニアのスキル診断や,診断結果に基づいたエンジニア育成,プロジェクト・チーム編成に関するコンサルティングも実施している。「システム構築プロジェクトを成功に導くためには,人のマネジメントに関する枠組みを作る必要がある」(林社長)からだ。ITイノベーションがIASラーニング・グループと提携したのは,そのためだ。

 ITイノベーションの林社長は,「単純にメンバーの尻を叩くような統制を行っても,絶対にプロジェクトは成功しない。IASラーニング・グループのノウハウを生かし,メンバーのモチベーションを高めたり,メンバーが自発的に動けるようなチーム作りを手助けする教育プログラムを用意する」と説明する。「教育プログラムの効果を実感してもらった顧客を通じて,口コミで地道に広げていきたい」(林社長)。

高下 義弘=日経コンピュータ