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米マイクロソフトのバーンズ氏 Webサービスの分野で,マイクロソフトが宿敵サン・マイクロシステムズとの協調の可能性を探っている。「サンも仲間に引き入れたい。いっしょに参加するように声をかけている」。米マイクロソフトのプラットフォーム・ストラテジー・グループでディレクターを務めるブルース・バーンズ氏はこう語る。

 バーンズ氏が狙うのは,Webサービスの相互運用性を検証・推進する団体「WS-I(Web Services Interoperability Organization)」にサンを参加させること。「WS-Iの設立から5カ月たったにもかかわらず,サンは正式参加していない」(バーンズ氏)。WS-Iには,マイクロソフトをはじめ米IBMや米オラクル,独SAP,富士通など,国内外のほぼすべての主要メーカーが参加している。

 バーンズ氏には「Webサービスは相互運用性がカギ。マイクロソフトは数年来Webサービスに投資してきただけに,サンも含めてWebサービスを動作させたい」(同氏)という思いがある。マイクロソフトは,「スティーブ・バルマー社長がハーレー・ダビットソンでサンの箱を潰す」といった過激なビデオを社員総会向けに作成・上映するなど,日ごろサンを目の敵にしている。だが,次世代戦略「.NET」の根幹であるWebサービスを普及させるためには,宿敵の取り込みも辞さない覚悟だ。
(鈴木 淳史=日経コンピュータ)