非営利団体の日本イーラーニングコンソーシアム(eLC,http://www.elc.or.jp/)は7月15日,eラーニングの国際標準規格「SCORM Version1.2」の日本語版を発表した。SCORMは,eラーニング向けのコンテンツや実行ソフトの仕様を定めた規格。Version1.2は,米国のeラーニング標準化団体「アドバンスト・ディストリビューティド・ラーニング・イニシアティブ(ADL)」が昨年10月に策定した。

 eラーニング向けコンテンツのベンダーは,自社のコンテンツをSCORMに準拠させることで,SCORM対応の実行ソフトならどのベンダーの製品でも利用可能にできる。逆に,実行ソフトのベンダーはSCORM対応の製品にすることで,利用可能なコンテンツの数を増やせりメリットがある。

 eLCは,ベンダー各社のコンテンツや実行ソフトがSCORM Version1.2に準拠していることを保証する認定制度を,9月をメドに開始する。eLCはSCROM Version1.2に対応したテスト・ツールを用意し,これを使ってSCORM準拠を認定する。eLCはこの認定制度について,「eラーニング関連製品を出荷しているベンダーが,ユーザーに安心して自社ソフトを使ってもらえるようにすることが狙い。強制的なものではない」と説明している。

島田 優子=日経コンピュータ