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米コンピュータ・アソシエイツのフランク・ヤン上級副社長
 「世の中ではSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)の環境に向けたストレージ管理ソフトがもてはやされている。しかし,SANはストレージ環境の一部でしかないことに注意するべきだ」。こう語るのは米コンピュータ・アソシエイツのフランク・ヤン ストレージ・ブランド本部 上級副社長(写真)である。

 米CAは2001年から,同社が提供している製品群を大きく六つの分野に分けている。そのうち,同社が最も力を入れている分野の一つがストレージだ。ヤン氏はストレージ分野の事業を統括している。

 ヤン氏はこう続ける。「SAN向けのソフトも重要だが,現状ではSANよりもはるかに,クライアント/サーバー・システムのストレージ環境の方が一般的だ。いまユーザー企業に必要なのは,規模や搭載OSがさまざまなクライアント/サーバー・システムやメインフレーム・システムのストレージを,簡単かつシームレスにつなぐインテグレーションである」

 ただし,ストレージ管理ソフト全体の売り上げをみると,米CAは近年シェアを落としている。米EMCや米ベリタスソフトウェアといった,SAN向けのソフトを提供しているベンダーの台頭が原因とみられる。この点についてもヤン氏は,「当社は,ライセンス料の支払い方法を変更したので,一時的にシェアが落ちているように見えるだけだ。長期的にみれば,売り上げは伸び続けている」と強気の姿勢だ。

鈴木 孝知=日経コンピュータ