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FSTCのケネディ副社長 「ストレージ費用のうち91%は管理コスト。ストレージ費用を節約するには管理コストを削減するのが近道だ」。米富士通ソフトウェア・テクノロジ(FSTC,http://www.softek.fujitsu.com/)のスコット・ケネディ ビジネス開拓担当副社長(写真)はこう語る。富士通は7月29日,ストレージ管理の新ソフトウエア製品群「SOFTEK」を発表し,その第一弾製品としてデータ複製ソフト「Softek TDMF Open Systems Edition」の日本での出荷を同日開始した。

 SOFTEKは,複数ベンダーのサーバーやストレージが混在した環境を一元的に管理するためのソフトウエア群である。富士通の前山淳次常務執行役は,「管理の手間を軽減するには,ストレージ・ベンダーに依存せず,すべてのストレージ・システムを統合的に管理・運用できるソフトが必要」と語る。

 今後,ストレージ機器の性能管理,遠隔地へのデータ・バックアップ,バーチャリゼーション,レポート出力などの機能をモジュールで提供する。これらのSOFTEK製品はFSTCが開発を担当する。同社は米アムダール(現・米富士通ITホールディングス)のソフト部門が母体となって,2001年3月に発足した会社だ。

 富士通は従来,システム管理ソフト群「SystemWalker」のブランド下で,OEM(他社ブランドによる生産)製品などを含むストレージ管理ソフトを提供してきた。前山常務は,「バーチャリゼーション・ソフトなどの機能が重なる製品は,SOFTEK製品に移行する。また機能が重ならないソフトについては,SOFTEKと連携できるようにしていく」と語る。

 Softek TDMF Open Systems Editionの価格は,70万円から。これ以外の各ソフトは,10月下旬から出荷を開始する。SOFTEK製品全体の売り上げとして,今後3年間で500億円程度を目指す。

(鈴木 孝知=日経コンピュータ)