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 IT関連のプランニング会社のネットハンズ(東京都千代田区)と関電工,三和エンジニアリング(http://www.sanwa-eng.co.jp/)の3社は8月21日,テレビ受信用同軸ケーブルを使ってインターネットに接続するシステム「コロンブスLAN」の販売について業務提携を結んだと発表した。マンション,ホテル,病院,学校などに売り込んでいくという。

 このシステムは,既存のテレビ受信用の同軸ケーブルを各部屋の端末モデムにつなぎ,それをテレビとパソコンに分岐させて使用する。パソコンとモデムの間はイーサネット・インタフェースで接続する。通信速度は下りが最大42Mビット/秒,下りが最大10Mビット/秒。テレビは通常どおりに使用できる。

 各部屋からのケーブルはテレビ受信用のアンテナに接続するのに加えて,建物内に設置するセンターモデムにも集約。そこからADSL(非対称デジタル加入者線)や光ファイバなどのインターネット回線に接続する。センターモデムは最大512台の端末モデムとつなぐことが可能。このシステムは,既存の配線を利用するので特別な工事が不要,インターネット接続のための契約が1回線分でよい,といったメリットがある。

 コロンブスLANは関電工が開発した。ネットハンズが営業・販売,三和エンジニアリングが工事・保守を担当する。価格は30室に導入した場合で約300万円。今年度の下半期で400件の受注,15億円の売り上げを見込む。

松浦 龍夫=日経コンピュータ