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 デルコンピュータ日本法人は9月6日,中規模システム向けストレージの新製品「Dell|EMC CX600」を発表,即日出荷を開始した。デルはEMCジャパンからのOEM提供を受けて販売する。デルから購入する場合,価格は3年間の保守サービスを含めて約1400万円。

 今回発表した製品は「デルにとって,初めて上位機種の分野に打って出るための製品」(デルコンピュータの浜田宏代表取締役社長)。「Dell|EMC CX600」は,従来製品の「Dell|EMC FC4700-2」に比べて処理能力が3倍(15万IOPS)に,チャネルの帯域幅も3.5倍(1300MB/秒)になった。記憶容量は最大17.5Tバイト。また,「EMCのハイエンドのストレージ製品であるSymmetrixに搭載していた負荷分散ソフトを採用」(EMCジャパンの雨堤政昭マーケティング本部プログラム・マネージャー)するなど機能の拡充を図った。

 デルは今回の発表に併せて,無停止でバックアップを行うためのソフト「Snap View」と,遠隔地からデータの複製を行うソフト「Mirror View」なども販売する。いずれのソフトもDell|EMCシリーズとの互換性を持つので,既存のストレージをミラーリングに使えるなどのメリットがあるという。

 なおEMCジャパンは,今回デルが発表した製品を「CLARiX CX600」という名称で自社販売も行う。

松浦 龍夫=日経コンピュータ