日本ティブコソフトウェア(http://www.tibco.com/jp/)は9月30日から,EAIソフトの新製品「TIBCO BusinessWorks 日本版」を出荷する。EAI(エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーション)ソフトとは,異なるシステム間のデータ連携を可能にするミドルウエアのこと。日本ティブコはこの分野の有力ベンダーである。BusinessWorksの最大の特徴は同社の既存製品「TIBCO ActiveEnterprise」よりも8割程度安いこと。最小構成で約1400万円(標準価格)である。TIBCO ActiveEnterpriseの標準価格は最小構成で約6000万円だった。

 日本ティブコは,価格の安さを前面に押し出し,BusinessWorksを中堅・中小企業や大企業の部門に売り込む。「既存製品のActiveEnterpriseは金融や製造などの大企業が全社で導入するケースが多かった」(日本ティブコの田口雄司社長)。

 BusinessWorksは,EAIソフトに加えて,これまで別売だったデータ連携の設定管理ツールと運用監視ツールを一つにまとめた。既存のActiveEnterpriseよりも設定や運用操作などが簡略にできる。ただし,ActiveEnterpriseが備えていた自動負荷分散機能は省かれている。

鈴木 淳史=日経コンピュータ