検索サイト大手のグーグル日本法人(http://www.google.co.jp/)は9月18日、検索結果と共に表示する広告サービス「アドワーズ広告」を本格展開すると発表した。同サービスは今年7月から既に開始しており、本格展開にあたって広告主向けのサポート体制を強化したという。

 アドワーズ広告は、グーグルの検索サイトで検索結果を表示した画面の右側に、検索した言葉に関連する広告とWebサイトへのリンクを表示するもの。「ユーザーが検索しようとした言葉に関係した広告だけを表示するので、ユーザーにとって利便性が高く、広告効果も高い。景気が後退している今でも、広告主は自信を持って投資できるはずだ」(米グーグルのオミッド・コーデスタニ ワールドワイドセールス&フィールドオペレーション担当上級副社長、写真)とアピールした。

 グーグル日本法人の佐藤康夫セールス&オペレーション ディレクターは、「広告はユーザーが望む場所に望む形で掲載されるべき。アドワーズ広告は、“ユーザー第一主義”の広告である」と説明する。例えば、広告の表示回数に対してクリックされる回数の割合が0.5%を下回った場合、広告主が広告を出していても掲載されなくなる。「売れ行きの悪い商品は消えてしまうコンビニエンス・ストアのように、ユーザー・ニーズのない広告は表示されなくなる」(佐藤氏)という。

 このため、広告料金はクリックごとの従量課金となっている。広告の申し込みや文面の変更などは、Webサイトから操作できる。あらかじめ予算を設定しておくと予算分のクリックがなされた段階で、自動的に広告が表示されなくなる。これまでグーグルに広告を出すには月額最低料金が15万円必要だったのに比べて、これより少ない予算でも広告を出すことが可能になるようにした。グーグルでは中堅・中小企業などの利用が拡大することを目論んでいる。

坂口 裕一=日経コンピュータ