日本IBMは10月1日から、自動車業界の共通ネットワーク「JNX」を利用するためのシステム構築サービス事業を強化する。「アプリケーション共通基盤(Common Application Infrastructure)サービス」の名称で、JNXを利用するためのユーザー認証やポータル機能を使ったアクセス制御、またEDI(電子データ交換)やCADデータの相互交換支援などを提供する。日本自動車工業会と協力して実施する。JNX(Japanese automotive Network eXchange)は,自動車業界各社が利用する企業間電子商取引用のIPネットワークのこと。

 日本IBMは、日本自動車工業会の代わりに会員企業に対して提案・営業活動をする。JNXを利用する自動車メーカーや部品メーカーなどのユーザー企業や、JNXを使ったサービス事業を検討しているASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)への販売を見込む。また、日本IBMは将来、今回と同様のサービスを自動車業界以外の業種にも展開していく計画だ。

鈴木 淳史=日経コンピュータ