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 住友電工情報システム(http://www.sei-info.co.jp/)は12月、Java開発フレームワーク「楽々Framework」の新版「楽々Framework II」の販売を開始する。Javaを使ったWebアプリケーション開発に必要なソフトウエア部品や開発・実行環境を備える。

 新版の大きな特徴は、プログラムを自動生成する機能を備えていること。あらかじめ設計したデータベースの定義情報を楽々Framework IIの開発ツールに入力すると、データをWebブラウザ上で表示したり入力するプログラムを自動生成する。

 「自動生成機能を利用することで、開発者は画面や画面遷移のプログラムをわざわざコーディングする必要はなくなる。そのためコーディング量を減らせるので、開発生産性を5~10倍向上できる」と、住友電工情報システム システム開発部商品開発課の谷本收 課長は説明する。

 楽々Frameworkは住友電気工業が1999年に開発。Java開発フレームワークとして社内で利用しているものを、関連会社の住友電工情報システムが販売してきた。「旧版はヤンマーや三菱重工など20社で導入されている」(中田欽也システム営業部長)という。

 今回発表した新版と同じ機能を備える開発フレームワークは、住友電工社内で2002年5月から利用を開始している。住友電気工業情報システム部の西川満 主幹によると、「固定資産登録システムなど数システムの新規開発にすでに利用した実績がある」という。

 サーバーの動作OSは、Windows2000、Red Hat Linux、AIX。アプリケーションの動作環境として、Webアプリケーション・サーバーとして日本IBMのWebSphere、データベース管理ソフトとしてDB2またはOracle8i/9iが別途必要。一方開発ツールの動作OSは、Windows95/98/Me/XP/NT/2000。楽々Framework IIの基本価格が1000万円。これにアプリケーションを稼働させるサーバーの台数に応じて価格が上乗せされる。Windows2000サーバー、Linuxサーバーの場合、1台あたり75万円、AIXの場合150万円である。

 住友電工情報システムは楽々Framework IIを使いこなすための教育研修も実施する。「Java初心者でも4日間の実習でアプリケーション開発ができる」〈谷本課長)。教育研修は、楽々Framework IIの「導入支援サービス」(システムの立ち上げなどのサービスを含めて300万円から)の一部として提供する。

(西村 崇=日経コンピュータ)