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 ジャストシステムは10月31日、電子メールによる情報漏洩や不適切な内容のメールを監査するソフト「SEQRIA Mail(セキュリアメール)」の販売を開始した。販売活動は、パートナのジャストアビーム(http://www.justabeam.com/)が担当する。

 社内からの送信メールの中に、ユーザーが事前に設定した語句が含まれていないかを監査、ポリシーに反するメールを抽出する。ジャストシステムの浮川和宣(かずのり)社長は、「ワープロ・ソフト開発で培った日本語処理技術を生かした。メール内容の分析、絞り込みの機能は既存の他社製品とは比べものにならないくらい優れている」と自信満々である。

 メール本文に加えて、メールに添付した一太郎文書ファイルやMicrosoft Word/Excelファイル、PDFファイルなどの監査もできる。ZIPやLZHといった形式で圧縮されていても監査可能。もし、問題のあるメールがあれば、セキュリティ管理者に自動的にメールで連絡する。

 送信時のメール監査に加え、メールのログの監査・抽出・レポート機能を充実させた。定期監査や問題発生時の追跡調査などに、ログの監査を利用できる。

 ただし、SEQRIA Mailは情報漏洩などを発見したとしても、セキュリティ管理者に連絡するだけで送信を保留する機能がない。この理由は、「メールを止める機能をつけると、ユーザー企業側の運用体制が整っていない場合、いつまでたっても送信されないという事態が起こりうる。顧客へのメールの場合、営業の機会損失などのリスクが発生するから」と浮川社長は述べる。

 SEQRIA Mailの動作OSはWindows NT/2000。価格は50クライアントで50万円から。年間の保守費用は定価の15%。

鈴木 孝知=日経コンピュータ