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 シスコシステムズ日本法人は11月14日、大規模SAN向けのスイッチ「Cisco MDS9000」シリーズの発売を正式発表した。日本での出荷開始は早ければ来年2月。米国では今年末に出荷を開始する。日本での価格は未定だが、米国では2万9995ドルからとなっている。これによりシスコは、ネットワーク・ストレージ市場へ本格的に参入する。

 最大256ポートのファイバ・チャネル・インタフェースを持つ基幹系スイッチ「9500」と、最大48ポートの端末側スイッチ「9216」の2製品でシリーズを構成する。ファイバ・チャネル・インタフェースの通信速度は、1Gビット/秒、もしくは2Gビット/秒。

 両製品とも、IPネットワーク上をSANのデータを流すためのiSCSIやFCIP(ファイバ・チャネル・オーバーIP)のインタフェースを搭載したモジュールを用意する。「他社製品との違いは、IPネットワークとの互換性、拡張性。運用・管理についても、IPネットワークに統合できるのでメリットが大きい」(米シスコでストレージ・テクノロジー・グループ テクニカル・マーケティングのシニア・マネジャを務めるトム・ノゼラ氏)と強調する。IPネットワーク用のモジュールは、本体の出荷より遅れる。日本での出荷時期は未定、米国では来年初頭になる。

 MDS9000シリーズはSAN向けスイッチの開発ベンダーである米アンディアモシステムズ(http://www.andiamo.com/)の技術を使って開発されている。米シスコはアンディアモの買収を進めており、今年8月に実質的に傘下に入れた。

鈴木 孝知=日経コンピュータ