PR

 日本ビジネスコンピューター(JBCC)は11月15日、2002年度上半期(2002年4~9月)の中間決算について説明した。連結売上高は392億円、経常利益は8億円で、それぞれ413億円、13億円だった前年度同期から減収減益となった(売上高は5.0%減、経常利益は36.8%減)。

JBCCの石黒和義社長
 JBCCの石黒和義社長(写真)は、「ハードウエアの売り上げの減少が、業績後退の主因」と説明した。「特にハードの売り上げの半分近くを占めるパソコンと、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器の不調が響いた」(同)という。

 一方、システム・インテグレーション(SI)やアウトソーシングなどサービス分野の売り上げは伸びており、JBCCは今後もこれらの事業を強化していく考えだ。石黒社長は、「コンサルティング会社と提携するなど、特に上流工程の強化に注力している。また、パソコンを販売するための専門組織を設置し、営業部員をハード販売から問題解決型のシステム販売にシフトさせる」という。

 石黒社長はさらに、「売り上げを伸ばすことも重要だが、SI事業で利益を出すためにはプロジェクトマネジメントが不可欠」とも語る。「開発部隊の教育はもちろんだが、プロジェクトの失敗は、営業が技術的、コスト的に無理なプロジェクトを取ってくることに起因する場合が多い。このような事態を回避するには、営業にもプロジェクトマネジメントの考え方を浸透させる必要がある」と語る。

 なお、2002年度通期(2002年4月~2003年3月)の売上高は前年度比0.3%増の870億円、経常利益は前年度比26.3%減の24億円を見込んでいる。

鈴木 孝知=日経コンピュータ