コンピュータ・アソシエイツ(CA)日本法人は12月2日から、異なる拠点にある複数システムのデータ・バックアップを一元的に管理できるソフトを出荷する。このソフトの製品名は、「BrightStor Storage Resource Manager(SRM) 6.3」。CAはバックアップ・ソフトを得意としているが、バックアップの作業を支援するSRMを日本市場に投入するのは今回のバージョンが初めてである。

 SRMはバックアップの状況や結果、部門やアプリケーションごとのファイルの利用状況、使用容量の予測などをレポーティングする機能を持つ。「重複してバックアップされたファイルや、誰もアクセスしなくなったファイルなどを検出する」(関信彦テクノロジー ディビジョン ディレクター)といったことも可能。これにより、ディスク・スペースを有効活用することができる。

 特にCAのバックアップ・ソフト「ARCserve Backup」や「Enterprise Backup」と連携させて使う場合は、複数拠点、複数システムの稼働状況を一つの画面で監視、分析できる。今までは各拠点、各システムごとに画面を切り替えて見なければならなかった。そのため、「SRMの主なユーザーは、複数システムでCAのバックアップ・ソフトを利用している大規模ユーザー」(関氏)という。

 またSRMは、オラクルのデータベース・ソフトやマイクロソフトのグループウエアなどのアプリケーションで使っているファイルの利用状況などもレポーティングできる。SRMの動作OSはWindows NT/2000。価格は30万円から。

(鈴木 孝知=日経コンピュータ)