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 SCO Linux,SCO UnixWareなどのLinux,UNIX製品を販売する米SCOグループおよびその日本法人日本SCOは,今年前半に同社の旧型UNIX製品「OpenServer」用のアプリケーション・ソフトをそのまま同社の新型UNIX製品UnixWareで動かすソフト「OpenServer Kernel Personality(OKP)」を発売する。

 OpenServerは米マイクロソフトが1980年代に開発・販売していたx86プロセサ上で動くUNIX「XENIX」の流れを汲むオペレーティング・システム(OS)で,UNIXのSystem V Release 3.2(SVR 3.2)がその元になっている。旧式のOSではあるが「米マクドナルドの店舗網などで広く使われ,中国市場にも普及した」(同社)ことから,同社としてはなかなか廃止できないOS製品だった。OKPを使うと,OpenServerで動かしたアプリケーションをバイナリ・コードのまま,SVR5をベースにしたUnixWare上で動作させることができる。この製品が普及すれば,SCOは最新のUNIXであるUnixWareに注力できるというわけだ。

 UnixWareはこれまでに,「Linux Kernel Personality(LKP)」というソフトウエアで,Linux用のソフトをUNIX上で動かすことに成功していた。「エミュレータではないので高速」(同社)であるという。Linuxアプリケーション,旧型UNIXアプリケーションを取り込むことで,UnixWareの拡販を目指している。