日本ユニシスは北海道の五つの信用金庫から開発と運用のアウトソーシングを受けた勘定系システムが安定稼働状態に入ったこと公表した。このシステムは札幌信用金庫、室蘭信用金庫、空知信用金庫、苫小牧信用金庫、旭川信用金庫が共同利用するもの。今年1月6日から本番稼働していた。

 今回のシステムの特徴は、5信金のシステムを1台のメインフレームで動かすこと。顧客データベースなどは個別に用意するが、ハードは共同で利用する。これにより、運用費を5信金で分担し、割安にする。それぞれの信金が単独でシステムを利用した場合に比べ、1信金当たり3割から5割ほど運用費を削減できる。

 5信金が使用するアプリケーションはいずれも、ユニシス製の信金用パッケージ「SBI21」。5信金はこれまでユニシス機のユーザーだったが、独自開発したアプリケーションを使用していた。運用していく上で、機能の追加が必要になった場合は個別に修正を加える。このため、利用者側の信金からは共同利用を意識しなくてすむという。

 アウトソーシング内容は開発・保守・運用の全面委託で、2008年の12月までの6年契約。契約は、ユニシスと5信金がそれぞれ個別に締結した。

矢口 竜太郎=日経コンピュータ