日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は1月16日、「HPFS支払い猶予プログラム」の実施を発表した。日本HPの全製品および、それに付随する他社製品を対象とするリース契約において、納品後最大6カ月まで、リース料金の支払い開始を繰り延べることができるというもの。2003年3月末までに納品、検収を完了できる案件のみに限る。「当社、米国の親会社、競合他社でこういう施策をした例は知らない。たぶん業界初」(日本HP)の試みである。

 HPFS支払い猶予プログラムを利用しても、ユーザーの支払い総額が変わるわけではない。このため、これを得だと感じるかどうかは微妙である。ただ、「2002年度の予算はもうないから」と製品の購入をためらうユーザーに対して、日本HPの営業担当者が「予算獲得は来年度でかまいません!」と説得する姿は想像できる。いろいろな営業施策を考え出すものだ。

原田 英生=日経コンピュータ