準大手ゼネコン(総合建設会社)のハザマが、本社に設置していた富士通のメインフレーム「GS8600」を2002年12月に撤去したことが明らかになった。これまでメインフレームで動かしていた業務アプリケーションは、群馬県館林市にある富士通のアウトソーシング拠点「館林システムセンタ」の「GS8500」で処理する体制に切り替えた。

 アウトソーシング・サービスを利用する狙いは主にコスト削減。一般に、コンピュータの運用管理を外部に任せるとコスト高になる場合もあるが、同社はコストの目標値を最初に定め、処理をどうしても必要なものだけに絞り込むことでコストを抑制した。アウトソーシングにすることで、リース料、レンタル料、保守サービス料といった、さまざまな料金の支払い事務の処理コストも減ったという。

 アウトソーシングに移行すると、情報システム部門のノウハウを蓄積・維持できないという懸念もある。これについてハザマの担当者は、「ハードウエアの運用については、必ずしも情報システム部門がノウハウを持たなくてもよい。今回のアウトソーシングは、よい意味でのブラックボックス化、省力化と考えている」と答えた。

原田英生=日経コンピュータ