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 「日本での知名度は低いが、米国のCRM(顧客関係管理)ソフト市場では、Siebel、Onyx、Pivotalに次ぐ地位を確立している」。システム・コンサルティングとベンチャー支援を手がけるジェイ・シードの松原洋ゼネラルマネージャーは、中堅・中小企業向けCRMソフト「SalesLogix」をこう説明する。

 ジェイ・シードは今年3月からSalesLogixの国内販売を本格的に開始する。同社は昨年11月、SalesLogixの開発元である米インタラクト・コマースから国内販売権を獲得。製品の日本語化、販売、サポートを引き受けた。将来は、ジェイ・シードがインタラクト・コマースの日本法人を立ち上げ、支援する予定である。

 SalesLogixの主な機能は、顧客との取り引き履歴などを記録するための「顧客情報管理」、営業活動の履歴や予定を共有するための「営業スケジュール管理」、顧客との契約も含めた営業プロセスを定義・管理し、売り上げ予測を立てる「SFA(セールス・フォース・オートメーション)」の三つ。

 SalesLogixには、これらの機能をカスタマイズするためのツールも付属する。Visual Basicに慣れた人なら、簡単に選択項目を変えたり、入力欄を増やしたりすることができるという。このツールのおかげで、「SalesLogixを導入した米国企業は、どんどんカスタマイズを進めている」(松原ゼネラルマネージャー)。

 パッケージ製品をカスタマイズをすると、バージョンアップが難しくなりそうだが、その心配はないという。「どの部分をどのようにカスタマイズしたか、という情報を自動的に保存するので、バージョンアップ時にはその情報をもとに、カスタマイズした部分もそっくり移行できる」と松原ゼネラルマネージャーは説明する。

 動作OSはWindows2000。ライセンス料金は10ユーザーで300万円程度。このほかにサポート料金やシステム構築料金が別途必要だが、それでも総額で数百万円程度という。今年6月にはブラウザから利用できる“Web版”も出荷する予定だ。

矢口 竜太郎=日経コンピュータ