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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は4月7日、5月1日からの新経営体制を発表した。樋口泰行執行役員 インダストリースタンダードサーバ統括本部長が、新たに代表取締役社長(COO)に就任する。さらに寺沢正雄代表取締役会長が、同日からCEO(最高経営責任者)を兼任する。日経コンピュータ既報のように高柳肇社長は同日付で退任する。

 樋口新社長は、同時にエンタープライズ・システム事業を統括する。同氏は、コンパックコンピュータ日本法人(2002年11月に日本HPと合併)の勤務時代から、将来の社長候補とみられていた。高柳社長の退任で突然の新社長就任となったが、人事そのものは本命に落ち着いたといえる。

 樋口新社長は現在45歳。1980年に大阪大学を卒業し、松下電器産業に入社。91年にハーバード大学経営大学院を卒業した後、ボストンコンサルティンググループ、アップルコンピュータを経て、97年にコンパックコンピュータに入社。日本HPとコンパックコンピュータの合併に伴って、執行役員インダストリースタンダードサーバ統括本部長に就任した。

 高柳社長の退任の理由について、日本HPは「合併後の新会社としての基盤が整ったことから、退任を決意した」と発表している。今回の人事は、日本HPが4月中に開催する臨時株主総会で正式に承認する予定である。

(中村 建助=日経コンピュータ)