ノーテルネットワークスは6月にも、暗号化技術にSSL(セキュア・ソケット・レイヤー)を使って実質的な専用線を構築する機能(SSL-VPN機能)を付与した高性能スイッチの販売を開始する。SSL-VPN機能は、最近ネットワーク関係者の注目を集めている技術。クライアント側で接続先サーバーのIPアドレスなどを設定する必要がなくなる、クライアント・パソコンのOSのバージョンなどに依存しない、といった特徴がある。ユーザーが管理やサポートの手間を省ける。米アベンテイル、米ネオテリス、米アレイ・ネットワークスなどの新興ベンダーが相次いで、SSL-VPN機能付きの通信機器を販売し始めている。

 ノーテルのSSL-VPN機能付きスイッチは、同社が4月9日出荷を開始したレイヤー2からレイヤー7のデータを管理可能なスイッチ「Alteon 2424 Application Switch」と同じきょう体を使う。Alteon 2424に専用モジュールを装着すると、SSL-VPN機能が使えるようになる。

 Alteon 2424は、10BASE-T/100BASE-TXのLANポートを24個と、ギガビット・イーサネットなどに拡張できるGBIC(ギガビット・インタフェース・コンバータ)ポートを4個備える。同社の既存製品に比べて処理速度を向上させただけでなく、装着可能な追加モジュールの数を増やした。価格は655万8000円からである。

 ノーテルは今年後半、ギガビット・イーサネットのLANポートを標準で装備する高性能スイッチ「Alteon 3000シリーズ」を発売する予定。

鈴木 孝知=日経コンピュータ