トランス・コスモスは4月15日、テキスト・マイニングのサービスを開始する。新サービスの最大の特徴は、複数のデータ分析ツールを組み合わせて使うこと。「それぞれのツールの特徴を生かして、最適な分析結果を導き出せる」(MCMサービス事業本部MCMコンサルティング部の島津和範主席コンサルタント)という。

 新サービス向けに独自開発したシステム「Text Valuator」には、野村総合研究所の「TRUE TELLER」やSASインスティチュート ジャパンの製品など、複数のテキスト・マイニング支援ツールを組み込む予定である。トランス・コスモスは、顧客企業が電話やWebサイトで集めたアンケートなどの文書データを預かり、Text Valuatorを使って文書に埋もれている傾向や特徴を分析。顧客企業にレポートとして提出する。

 トランス・コスモスの島津主席コンサルタントは、「コールセンターやWebサイトに寄せられた顧客の声を商品開発やマーケティングに生かす取り組みが注目されてきている。しかし、ただ単純に大量のデータを集めても、適切な分析結果を導き出せないことが少なくない」と指摘する。同社は従来から、テレマーケティングやコールセンター業務の支援サービスなどでテキスト・マイニングを手掛けてきた。その経験を新サービスに生かせると見ている。

 新サービスのメニューは、分析方法の違いで3種類ある。文書データの全体傾向を導き出す「スピードマイニング」が80万円(処理データが3000件の場合)から。「30代女性の特徴」といった詳細な分析をする「ベーシックマイニング」が175万円(同)から。分析結果に基づき、戦略的なマーケティング手段の仮説まで構築する「MCMマイニング」が285万円(同)から。

大和田 尚孝=日経コンピュータ