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 中堅ERPパッケージ(統合業務パッケージ)・ベンダーの蘭バーンが、米国の大手投資会社「ジェネラル・アトランティック・パートナーズ」と私設投資会社「サーベラス・キャピタル・マネジメント」からなる投資グループに買収される。6月3日(オランダ現地時間)に発表された。バーンは業績低迷で2000年に、制御系システムを得意とする英インベンシスに買収されたが、3年で再度、親会社が変わることになる。

 バーンの新しい親会社となる投資グループは、ERPパッケージを手がける米SSAグローバル テクノロジーズも傘下に置いている。ジェネラル・アトランティック・パートナーズは、バーンとSSAそれぞれの製品や技術、販売政策などの統合を視野に入れていると見られる。バーンの日本法人であるバーン ジャパンは、今後の製品・販売戦略に関して「買収スケジュールも含めて、細かなことはまだ決まっていない」(広報)としている。

 バーンの買収により、ERPパッケージ業界の再編は一気に進みそうだ。6月2日(米国時間)には、大手の米ピープルソフトが、中堅のJDエドワーズを買収することを発表した。人事・給与やCRM(顧客関係管理)ソフトに強みをもつピープルは、中堅・中小企業や生産管理に強みを持つJDエドワーズを買収することで、市場シェアを高める方針。日本ピープルソフトは「(合併後の体制に関しては)現時点ではまだ何ともいえない」(広報)としている。

戸川 尚樹=日経コンピュータ