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 「ERPパッケージ(統合業務パッケージ)を一から導入する場合、14カ月から16カ月程度かかる。だが、“テンプレート”を使えば、6カ月程度と期間を半分以下に短縮できる。導入費用も半分程度に抑えることが可能」。こう語るのは、伊藤忠テクノサイエンス(CTC) ソリューション推進本部ERP/SCM/OSS営業推進部ERP/SCM営業開発グループの佐藤博氏だ。

 テンプレートとは、設定済みのソフトやドキュメント、アドオン開発に必要なプログラムの雛型の集まりを指す。CTCは今年3月、サプライチェーン管理システムと会計システムを、日本オラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite(Oracle EBS)」で構築するためのテンプレート「C.SET for SCM+FIN」の提供を開始した。「当社のテンプレートを利用することで、受発注から請求業務までを一貫して管理できるシステムを容易に提供できる」と佐藤氏は説明する。

 テンプレートを使って開発期間が短縮できるのは、どの企業で導入するときにも最低限必要なOracle EBSの設定が済んでいるためだ。これにより設定に必要なコンサルティング期間と開発期間を削減できる。「C.SET for SCM+FIN」には、アドオンで開発する画面や帳票などのプログラムの雛型が約100個ほど含まれる。「雛型に基づいてアドオンの部分を開発すれば開発期間をさらに短縮可能だ」(佐藤氏)。

 C.SETの価格は、サプライチェーン管理用・会計用それぞれ500万円。ハードウエアの費用、開発作業にかかるコスト、EBSのライセンス料金は別途かかる。

西村 崇=日経コンピュータ