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 富士通は7月14日、XML技術をベースにしたデータベース管理ソフト、「Interstage Shunsaku Data Manager」を発表した。製品の出荷は9月上旬の予定。

 Shunsaku Data Managerの最大の特徴は、XML技術を使って複数のシステムのデータを一元的に扱えること。種類や規模の異なる複数システムからデータを取り出し、Shunsaku Data Manager上でXML形式で統一的に保存・検索できる。複数のサーバーにデータを分割して保存し、効率的に検索する機能を搭載する。

 典型的な使い方としては、顧客管理システムや販売管理システム、生産管理システムや、全国の支店で持っている販売データなどを一元管理する形態が想定される。ユーザーはこのデータ群を検索し、欲しい情報を取り出せる。

 従来こうした仕組みは、リレーショナル型データベースを使って実現することが多い。しかし、データベースの検索性能を高めるためにはインデックスの設定が必要で、一定のノウハウを要するので、どうしてもデータ群の品揃えや検索の自由度に限度があった。

 今回富士通が発表したShunsaku Data Managerでは、インデックスの設定なしでこうしたシステムを実現できるという。このため、複数のデータベースを横断的に分析したり、欲しい情報を抽出する作業が大幅に楽になるという。

 Shunsaku Data Manager(価格は180万円から)は、富士通のシステム基盤系ミドルウエア群「Interstage」の一製品。富士通はこの夏から秋にかけて、Interstageソフト群のバージョンアップやラインナップの強化を計画している。Shunsaku Data Manager以外にも、アプリケーション・サーバー・ソフトやデータ抽出ソフト、データ分析ソフトなど、Interstage「V6」製品群を投入するという。

(高下 義弘=日経コンピュータ)