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 サイボウズは7月28日に、CRM(顧客情報管理)ソフト「サイボウズ メールワイズ」の販売を開始する。電子メールを使った顧客対応業務に主眼をおいた製品で、顧客対応の履歴を一元的に管理できる。ユーザーはWebブラウザで操作する。

 青野慶久COO(最高執行責任者)は、「メールワイズの最大の売りは、導入作業が簡単で、エンドユーザーの使い勝手が良いこと」と語る。さらに使い勝手の向上に注力した理由を、「ユーザーが本当に使う機能は、実はさほど多くない。あえて機能の数を減らし、シンプルにする方がユーザーは使いやすい。それこそユーザーが求めているものだ」と説明する。

 インストールの簡単さに関して、CRMプロジェクトの関根紀子プロジェクトマネージャーは、「あるユーザーは、メールワイズのβ版をダウンロードしてから10分後に、メールワイズを使ってサイボウズにメールを送信してきた」という。

 メールワイズを使うことで、顧客からの電子メールへの対応状況や担当者、問い合わせ種類などを一覧で見ることができる。また、顧客や問い合わせ種類、対応状況ごとにデータを集計・分析することが可能だ。顧客へのメールのテンプレートを作成する機能や対応の緊急度を設定する機能、社内関係部門への連絡、通知機能などを備える。

 主な利用対象は、一つのメール・アドレスを複数ユーザーで共用して、顧客対応をする部門や企業。企業のWebサイトなどによくあるinfo@×××.co.jpといったメール・アドレスを使う組織などがそうだ。電話や訪問履歴を入力することはできるが、「大規模コールセンターが使うような、CTI(コンピュータ電話統合)システムとしての利用には向いていない」(関根プロジェクトマネージャー)という。

 メールワイズの対応OSは、WindowsNT/2000/XP、Linuxの場合はKernel 2.2以降である。価格は5ユーザーの場合で29万8000円から。ユーザー数が無制限のバージョンでも98万円である。

鈴木 孝知=日経コンピュータ