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 和風インスタント食品最大手の永谷園がSCM(サプライチェーン管理)システムを稼働させたことが明らかになった。需要変動に応じて生産計画などを見直すことで、製品と仕掛品、原材料の各在庫を最低1割、合計5億~6億円分の削減を目指す。日経コンピュータが今年1月に取材した時点で、永谷園は4月にSCMシステムを稼働させる計画だった。だが、実際の稼働時期は2カ月遅れの6月になった。

 永谷園のSCMシステムは、需要予測システムと供給・生産・購買計画システムで構成する。需要予測システムは販売実績データを使って、約300品目の販売傾向を分析。その傾向に基づいて、3カ月先までの製品の売れ行きを、全国15カ所の支店と営業所別に予測する。供給・生産・購買計画システムは需要予測データを基に、全国2カ所の工場別の生産計画や原材料の発注計画を立案する。

 需要予測システムと供給・生産・購買計画システムにはそれぞれ、マニュジスティックス・ジャパンのSCP(サプライチェーン計画)ソフト「NetWORKS Demand」と「NetWORKS Fulfillment」を使う。投資額は数億円規模と見られる。

栗原 雅=日経コンピュータ