コンピュータ・アソシエイツ(CA)日本法人は9月26日、米IBM製オフコンであるIBM eServer iSeries(旧AS/400)用のアプリケーション開発環境「Advantage 2E for iSeries 400 リリース8.0」の日本語版を出荷する。

 新版の特徴は、iSeries用アプリケーションをオープン環境で利用するためのオプション・ソフトを提供すること。RPGやCOBOLで開発したアプリケーションを、Webブラウザから直接利用したり、他のJavaシステムから利用できるようにする。

 CA日本法人の大沢弥Advantageプロダクト・マネージャは、「Advantage 2Eのオプションを利用することで、iSeriesのアプリケーション開発者は、WebやJavaの技術にそれほど詳しくなくても、既存アプリケーションを容易にオープン・システムに適用できる」と、説明する。

 新たに提供するオプションは二つある。一つは、iSeriesで動くアプリケーションを、エミュレータを使わず、Webブラウザから直接利用できるようにする「Webオプション」。Webオプションは、iSeriesアプリケーションの専用画面から、自動的にWebページを生成する。ユーザーはパソコンのWebブラウザでiSeries上のWebサーバーにアクセスし、既存アプリケーションを利用する。

 もう一つのオプションが、「EJBオプション」である。iSeriesで稼働するアプリケーションを、他のシステムから呼び出すためのJavaプログラムを自動生成する。自動生成するJavaプログラムは、EJB(Enterprise JavaBeans)になる。

 CA日本法人は来年3月までに、5億円の売り上げを目指す。同社の末吉聡子IMブランド ビジネス・マネージャは、「従来版のAdvantage 2Eユーザーを対象に最近調査したところ、8割がiSeriesのアプリケーションをWeb化したり、他のJavaシステムから利用したいと回答した。新製品の投入でそのようなニーズにこたえていける」と意気込む。オプションの価格は、Webオプションが225万円から、EJBオプションが300万円から。なおAdvantage 2E本体価格は、750万円からである。

西村 崇=日経コンピュータ